信州小諸から

信州小諸から感じたこと、思ったことなどお伝えします。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『敗走記』水木しげる 講談社文庫

ゲゲゲの女房が終わることもあって読んでみた。南方での戦争の現実がよくわかる。 水木しげるは鬼太郎だけではなかった。 『敗走記』水木しげる 講談社文庫

『たった1分で人生が変わる 片づけの習慣』小松 易  中経出版

NHkの会社の星で紹介されていた小松さんの本。整理とは捨てること、整頓とは配置すること。もったいないとは、そのものが活かされていないこと、とのこと。 1日1分、1箇所でよいから片づけ(リセット)の習慣をつけること、を提唱されている。実践が大事。 …

『「力強い」地方づくりのための、あえて「力弱い」戦略論』樋渡啓祐 ベネッセ

佐賀県武雄市長の書。佐賀のがばいばあちゃんのロケを誘致したり、最近では職員全員にツイッターのアカウントを取らせたり、と話題の市長。読み始めたところだが、元気がいい、フットワークがいい。調整型では今は時代についていけないということか。先をよ…

『地域再生の罠』久繁哲之助 ちくま新書

ハード系、省庁など上流側から流れてくる中心市街地の再生策について、問題点を指摘し、大いに触発された本。 ただ、都市工学者などをスケープゴートにしてしまうような議論の粗さもある。 反論のブログも公開されている。 しかし、現状の再生策の問題点は、…

『コミュニティのちから』慶應義塾大学出版会

遠慮がちなソーシャル・キャピタルの例として長野県の保健補導員制度のことがでています。日本的な積極的でない社会との関わりが実は社会を変えるという趣旨の本。今まだ途中までです。 ここに日経の書評がでています。 「自治体職員の読書ノート」さん「コ…

『リアル・シンデレラ』姫野カオルコ

小諸図書館で借りてきたのだが、諏訪が舞台、明治学院大学、小諸動物園、ガーファンクルの一人ぼっちのメリーまで出てきて面白かった。 面白かったけどちょっと悲しい物語。シンデレラなんだけど、シンデレラになれず、マッチ売りの少女みたいなエンディング…