信州小諸から

信州小諸から感じたこと、思ったことなどお伝えします。

2018/04/03環境水道部職員へのメッセージ

土屋です。おはようございます。

 本年度も環境水道部長として皆さんと一緒することになりました。

 環境水道部長は現場仕事の職場です。元東京都職員の童門冬二さんの本のあとがきに

「「自治体行政の中心は現場だ」と信じている。・・・現場の動向ひとつでそこの自治体あるいは首長の人気も左右する。つまり現場こそ首長の代行者なのだ。」

 ありました。幸い私たちは小諸市役所の中でも最先端の現場にいますので、誇りを持って仕事をしたいと思います。

 私的には市役所生活38年目で最後の年となります。今年度1年間みなさんどうぞよろしくお願いします。


 さて、昨日の年度初めの式では、市長から訓示の中で挨拶についての話がありました。
上水道課の新入職員K君の挨拶が大きな声でさわやかでとても好感がもてました。高校時代野球部だったとのこと。私たちも初心にかえってお互いに挨拶をしたいと思います。


 もう一つ、市長からは「チーム小諸市役所」という言葉もありました。

これに関連しますが、昨夕のヤフーニュースのヘッドラインにセンバツ高校野球での彦根東高校の記事がでていました。

 
「名門進学校彦根東はなぜ野球で甲子園を沸かせるチームになったのか」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180402-00010006-sportiva-base&p=2 



少し長くなりますが記事を引用します。

「甲子園に出てくるチームは、間違いなく強い。だが、「うまい(技量が高い)」かというと、必ずしもそうとは言い切れない。個々の力はあるのに甲子園に出られないチームが数多くあるなか、個々の力はないのに甲子園に出られるというチームもある。

今大会、鮮烈な印象を残した彦根東(滋賀)はまさに後者のチームだった。

昨夏に続いて2季連続での甲子園出場になるが、前チームでレギュラーだったのはエースの増居翔太と二塁手の朝日晴人くらい。メンバーは大きく入れ替わっている。そんなチームが再び甲子園に出場し、力を出し切った背景にはどんな要因があったのか。

(中略)
ひとりひとりが独立していると感じる。チームとしての太い柱はありながら、個人が考え、有機的にプレーしている。だから彦根東の選手は気後れすることなく大人と会話ができるし、話を聞いていても面白い。

(中略)
彦根東の多くの選手から「集中力」という言葉が出てきた。それでは、彦根東の選手にとっての「集中力」とは何か。

(中略)

甲子園という大舞台で全国の強豪を相手に対等に戦うために、もうひとつポイントになることがあると野嵜は言う。

「有名なチームは体格も大きいし、個人の能力ではかないません。でも、ベンチもスタンドも全員で力を合わせて、たたみかけることで、勝負ができると考えています」

彦根東が甲子園に出場すると、アルプススタンドは大応援団によって真っ赤に染まる。さらに通常よりもアップテンポな応援曲は、対戦チームの焦りを増幅させる。そんなスタンドの後押しとともに、選手たちを力づけるのはベンチの「内助の功」だ。

その中心的な役割を担っているのが、背番号11をつけた控え内野手であり、チームの主務を務める北村駿である。北村がベンチから見ているポイントは、選手の「顔」だという。

「僕はいい人間、明るい人間がいいプレーをできると思っています。試合で緊張していっぱいいっぱいになっている人もたまにいるので、そこで僕が大きな声で『いい顔をしろ!』『笑顔で!』と緊張をほぐしてあげたい。視野が狭まっていると、いつも通りのプレーなんかできませんから」

(中略)

そして、ベンチにも「集中力」はある。試合終盤、「ここが勝負どころだ」と判断すれば、北村を中心としたベンチにも「スイッチ」が入る。

「声を途切れないようにします。集中打のときはベンチが大盛り上がりで、全員が笑顔で声を出している。そういうときに集中打が出やすいということを、僕たちは練習試合を通してわかってきたので」
(後略)

引用終わり

 係ごと、課ごと縦割りで責任をもって仕事することは大事ですが、同じ課、同じ部として意見を出し合い、風通しのよい職場をつくっていきたいと思います。昨年と同じく異動してきた皆さん3課の施設見学など共同での実施を今年もお願いします。

 それぞれ抱えている課題は大きいですが、チーム環境水道部長で明るい顔で、知恵を出し合って頑張りましょう。