2018年4月23日 環境水道部職員の皆さんへ
おはようございます。週末は暑くなりましたね。
私たちは良く、「情報発信」といいますが、4月19日の小諸市水道ブログ「みずぶろ」でも触れられていたように、発信しただけではダメで、どう伝わったかが重要です。
PRは( Public Relations)は「関係づくり」であって単純な「お知らせ」ではありません。「広聴」ということも要素だと思います。InformationよりCommunicationですね。
さて、伝える、伝わったということよりも、市民との関係づくりにあたっての一番大事なのは私たちの立ち位置だと思います。
市職員は、どうしても情報や政策、事業の送り手、提供する側になってしまいがちですが、その前に市民からの受け手の側であるということを意識しないといけないと思います。
「前例はこうなっています、このように法律では決まっています」から始まる「送り手」から真に住民の声を聞いて(受け手になって)、その夢を実現する立場にスタンスを変えなくてはと思います。
「情報発信」「情報提供」するときに、
真の意味で、市民が自分の頭で考えて判断できるような情報を提供していたでしょうか?
市民が行政に支援をしてもらうけれど、最後は自分で判断できるように権限を
渡していたでしょうか?
私自身振り返ると反省しきりです。
地域の課題の解決策は常に国や先進市町村にあると思ってそれを取ってくることが仕事になっていたように思います。小諸にあった解決策は小諸で考えなくてはいけないのに。
意外に答えは足元の市民や職員の経験の中にあるのではと思います。
市民を信頼しない行政は、市民からも信頼されない、ともいわれます。
話合いのなかから、地元の皆さんの声を「聴く」(耳と目と心でできている字ですね。)ようにしたいものです。
今週も元気に。